Newリリース(IFRS入門講座第3回 概念フレームワーク等)

IFRSを初めて学ぶ方を対象に、10回にわたって基礎的な内容を中心に解説します。主要な基準書をすべてカバーしますので、本格的にIFRSを理解し、今後利用していこうとする際の足掛かりになります。日本におけるIFRS適用企業は増え続けており、実務も蓄積されています。担当講師は監査法人のIFRSを専門に扱う部署に所属しており、日々検討や企業への導入に取り組んでいますので、その際に培った、現場における論点や考え方なども適宜ご紹介します。
『IFRS入門』全10回のうちの第3回の講座です。第4回以降についても順次リリース予定です。

IFRS入門 第3回 概念フレームワーク、会計方針、財務諸表の表示

講師:EY新日本有限責任監査法人 公認会計士 小山智弘

概念フレームワークは、抽象的な内容のため具体性に乏しく、実務では役に立たないと思われることがあります。しかし、概念フレームワークにはIFRSの考え方が端的に示されており、IFRSを学び利用する前提として知っておくことは、その後のIFRSの理解に役立ちます。
本講座でも主なポイントに触れ、IFRSの基盤となっている部分の理解に努めます。特に概念フレームワークにおける考え方が、各基準書のどこに具体的に表れているかをご紹介します。また、IFRSにおいて会計方針とはどのように考えられているかを理解します。IFRSをどのように会計方針として適用するかは、やはりIFRSを適用する前提となるものです。そして最後に、IFRS財務諸表を概観し、最終的にどのような財務諸表が出来上がるのかを見て、その特徴を把握します。

公開日: 2019年09月19日 00:00