Newリリース(IFRS入門 第6回 従業員給付、引当金ほか)

IFRSを初めて学ぶ方を対象に、10回にわたって基礎的な内容を中心に解説します。主要な基準書をすべてカバーしますので、本格的にIFRSを理解し、今後利用していこうとする際の足掛かりになります。日本におけるIFRS適用企業は増え続けており、実務も蓄積されています。担当講師は監査法人のIFRSを専門に扱う部署に所属しており、日々検討や企業への導入に取り組んでいますので、その際に培った、現場における論点や考え方なども適宜ご紹介します。
『IFRS入門』全10回のうちの第6回の講座です。第7回以降についても順次リリース予定です。

IFRS入門 第6回 従業員給付、引当金、株式報酬
講師:EY新日本有限責任監査法人 公認会計士 小山智弘

損益計算書に計上される給与や賞与、IFRSで特有の有給休暇引当金などの従業員給付項目は、IAS19号「従業員給付」の基準書で取り扱われます。また、同基準書に含まれる退職給付は、費用計上されるとともに、貸借対照表に多額の引当金を認識することになる可能性があります。さらに、最近導入する企業が多くなっている株式報酬についても取り上げ、その会計処理を解説します。

一方で、一般的な引当金を定めているIAS37号「引当金」を取り上げ、資産除去債務やリストラクチャリング引当金などの要件についても解説します。適宜、日本の会計処理実務との差異についても、相違する箇所をご紹介します。

公開日: 2019年11月22日 10:00