令和7年2月4日に、令和７年度税制改正にかかる、所得税法等の一部を改正する法律案と地方税法等の一部を改正する法律案が国会へ提出されました。
この法律案には、昨年10月の衆議院議員選挙以降、話題となっている「103万円の壁」が123万円への引き上げられることが明記されましたが、
周知のとおり、法律案は修正され、衆議院で可決、参議院に送付されました。
今後、再度修正される可能性は残るものの、参議院では、与党が多数を占めるため、修正された法律案が成立する可能性が高くなったと言えます。
このセミナーでは、税に関する「年収の壁」の現状と当初案、衆議院で可決された修正案の内容について、わかりやすく解説します。

♦『税「年収の壁」改正 〔速報版―修正改正法案の内容〕』
講師：税理士・社会保険労務士 安田大
収録日：2025年3月13日

※収録日（2025年3月13日）時点での情報に基づいたセミナー内容となります。

＜主なセミナー内容＞
Chapter1（27:23）
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 税の「壁」についての２つの側面  
 Ⅲ 税負担の現状 
   １．所得税額の算定方法 
   ２．勤労学生控除
   ３．扶養控除
   ４．配偶者控除・配偶者特別控除
   ５．税負担における壁

Chapter2（24:43）
 Ⅳ 税制改正法案（当初案）における改正内容
 Ⅴ 税制改正法案（修正案）における改正内容
 Ⅵ 修正案で何が変わるか
 Ⅶ 修正案が与える影響
   １．手取額の増加に対する影響
   ２．就業調整解消への影響
Ⅷ おわりに