※テキストをダウンロードしていただき、説明文の下の動画のサムネイルをクリックして視聴してください。

講師名   ＣＳアカウンティング㈱ 専務取締役 公認会計士・税理士 中尾篤史
収録日時  2017年5月18日

昔から決算書の見方や読み方を教える講座は、経理初心者向け、経営者向け、金融マン向けなど、弊社を含め多くの教育機関が開催しており、学ぶ機会に事欠きません。
ところで、会社の実態を把握する重要な資料としてもうひとつ忘れてはならないのが「法人税申告書」です。申告書からは、単なる会社の経営成績や財政状態だけではないもっと生々しい姿、例えば、利益が出ていても本当に儲かっているのか？会社が意図して利益を操作したり調整していないか？債権は本当に健全なのか？ちゃんと税金を払っているのか？などいろいろなことが見えてきます。本セミナーはこの法人税申告書に焦点を当て、受講対象を経理実務家の方に設定しました。
経理部門に勤めていても税務業務を担当していないと、意外と申告書に触れる機会が少ないと聞きます。ぜひ本セミナーを通じて申告書に馴染んでいただきたいと思います。
一連の決算申告業務の最終ゴール地点に立ってはじめて見えてくる情報に対して、申告書の利用者側の視点からアプローチすることで、幾つもの気づきが得られるはずです。
セミナーの詳細については、こちら（税研サイトのWebセミナー紹介ページに移動します）

◆収録内容・チャプター
１．税務申告書と決算書の関係、税務申告書から読み取れること（16:56）
２．会社の概要－別表１（1）－、株主の状況－別表２－（19:21）
３．税務の損益計算書－別表４－、税務の貸借対照表－別表５（１）－、税金の支払い状況－別表５（２）－（21:02）
４．赤字の状況－別表７（１）－、配当の状況－別表８（１）－（11:52）
５．債権への引当状況－別表１１（１）、（１の２）－（7:52）
６．グループ内取引の状況－別表１４（５）－、散財状況,交際費の使用状況－別表１５－、減価償却の状況－別表１６（１）－（16:17）
７．スクラップ＆ビルドの状況－地方税 第十号様式－、法人事業概況説明書の活用（6:55）
８．申告書から考えるチェックポイント（12:30）