事例で学ぶインボイス制度実施における取引条件の見直し~注意点と限界(独占禁止法、下請法、建設業法との関係を踏まえて)~全2本
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(テキスト_インボイス制度実施に伴う取引条件見直しにおける注意点.pdf / 1.6MB)
事例で学ぶインボイス制度実施における取引条件の見直し
~注意点と限界(独占禁止法、下請法、建設業法との関係を踏まえて)~
講師:弁護士 角学
収録日:2023年2月2日
インボイス制度の適用開始に向けて、日々様々な交渉が生じていると思われます。特に、仕入先が免税事業者等であった場合の取引条件の見直しや価格交渉においては、下請法や独占禁止法、建設業法等に抵触しないか心配という声も聞かれます。そこでこのセミナーでは、企業の経理担当者や税理士の先生方が知っておきたい取引条件の見直しの際の注意点について解説します。また、交渉において不当とされないための限界点についても考えていきます。
1 インボイス制度実施における取引条件の見直しがなぜ独占禁止法等の法令に抵触するおそれがあるのか
⑴ インボイス制度とは
⑵ 免税事業者等からの課税仕入れに関する経過措置
⑶ 小規模事業者に係る税額控除に関する経過措置(2割特例)
⑷ インボイス制度実施における取引条件の見直しの問題が生じる場面
⑸ 問題の所在(法令の規定との関係)・違反した場合の効果
ア 独占禁止法の規定と解説
イ 下請法の規定と解説
ウ 建設業法の規定と解説
2 事例で学ぶ取引条件の見直し
⑴ 公正取引委員会等が想定する事例
ア 取引対価の引下げ
イ 商品・役務の成果物の受領拒否、返品
ウ 協賛金等の負担の要請等
エ 購入・利用強制
オ 取引の停止
カ 登録事業者となるような慫慂等
⑵ 実務上特に問題になる点
⑶ 実務上、取引の停止は問題となるのか
⑷ 実務上、不当な取引対価の引き下げとされないための対応方法と限界
【講師紹介】
弁護士 角 学
東京弁護士会所属 葛飾総合法律事務所 所長
東京弁護士会高齢者・障害者の権利に関する特別委員会委員/東京弁護士会終活部会委員/東京弁護士会相続・遺言研究部/葛飾弁護士倶楽部(区民相談等担当)会員/日本税理士連合会全国統一研修会(中野サンプラザ)(「改正相続法」)。日本大学法学部司法科研究室付担当講師。
弁護士登録以来、弁護士法人TLEO 虎ノ門法律経済事務所にて、相続・企業法務分野を中心とする民事事件、刑事事件を取り扱う。平成30年4月2日葛飾区堀切にて独立(堀切菖蒲園の法律事務所を間借り)。平成30年10月3日葛飾区金町にて葛飾総合法律事務所を開設。
