＜内容＞

中国税務局は、人的関係への依拠度が高かった過去から脱却し、より透明性と客観性の高い税政執行を目指していると言われています。その一環として、中国税務局内では、企業が納税申告時等に提出したデータに基づき、企業の移転価格リスクが把握され、管理されています。

今回のセミナーでは、中国税務局の目線で、各社の中国現地法人の移転価格リスクを把握できるよう、中国税務局が移転価格税制の執行にあたり注目する外資系企業の子会社の特徴を解説します。そして、それらの中国移転価格リスクについて考えられる対応策を、日中双方の観点から、事例を交えて紹介します。

＜チャプター＞

チャプター１「本日のアジェンダ および 1. 中国の景気と税務局の動き」

チャプター２「2. データシステムを活用した税制執行」

チャプター３「3. 中国税務局が注目する企業のデータの特徴」

チャプター４「4. 日中双方の観点からのリスク対応策の検討と事例の紹介」

チャプター５「5. 質疑応答」

＜講師＞

坂出 加奈 氏 Ernst & Young (China) Advisory Limited.

竹内 茂樹 氏 EY税理士法人

＜撮影日＞

2024年6月20日（木）