New リリース 第1回 分割の適格判定と繰越欠損金
下記Webセミナーの配信がスタートしました。ぜひご利用ください。
◆「100%グループ内分割・現物分配の税務」トータル解説講座 第1回 分割の適格判定と繰越欠損金
講師:あいわ税理士法人 税理士 佐々木みちよ
とにかく難解な組織再編税制を、やさしく解説するシリーズの「分割・現物分配」編です。安心して実行できる分割・現物分配と、慎重に進めるべき分割・現物分配の境界線が明確になり、組織再編税制の検討の勘所がつかめる講座です。また、合併と比較することでより分かりやすくなり、一層理解が進みます。既にリリースしているシリーズ「100%グループ内合併の税務 トータル解説講座」を、合わせてご覧ください。
◆第1回の解説内容
「第1回 分割の適格判定と繰越欠損金」では、会社分割とは何か、100%グループ内分割の適格判定、繰越欠損金等の取扱いについて、合併と比較しながら分かりやすく解説します。目から鱗が落ちる、分割型分割と分社型分割の見分け方も解説します。「100%グループ内合併の税務 トータル解説講座 第1回 適格判定と繰越欠損金」をご覧いただいた後の視聴をお勧めいたします。
☆分割型分割か分社型分割かが一目ですぐにわかる図表付き
☆100%グループ内の分割は、5つの典型例がほとんどを占める
☆みなし共同事業要件は、合併と異なる部分があるため、要注意
◆「100%グループ内分割・現物分配の税務」トータル解説講座 全3回の全体像
今回 ☞ 第1回 分割の適格判定と繰越欠損金
第2回 分割の税務処理と陥りやすい落とし穴
第3回 現物分配の税務と陥りやすい落とし穴
◆収録内容・チャプター
Chapter1(27:30)
1 分割とは
2 分割でできること
〇一事業部門を他社に移動(同一事業の集約)
・分割は包括承継だが、事業譲渡は個々の資産負債、権利義務を一つ一つ移転する手続きが必要。
〇一事業部門を他社に移動(ホールディングカンパニー化)
〇個別資産を他社に移動
〇個別資産を他社に移動(子会社の孫会社化)
〇個別資産を他社に移動(孫会社の子会社化)
3 分割の典型例
・100%グループ内で行われる分割は、以下の典型例がほとんどを占める。
〇吸収分割
①100%子から親への分割
②100%兄弟関係の分割
③100%親から子への分割
〇新設分割
①100%兄弟関係を設立する分割
②100%子会社を設立する分割
☆典型例をまとめた図で、分割型分割か分社型分割かが一目でわかる
Chapter2(13:15)
4 100%グループ内分割の適格判定
〇100%グループ内分割の適格要件
☆典型例をまとめた図で、適格判定が簡単にできる
Chapter3(28:32)
5 繰越欠損金の使用制限
・適格分割で事業(又は資産)を受け入れた場合に、分割承継法人で使用制限が課せられる
6 繰越欠損金の使用制限がないケース
①支配関係発生から5年経過後の分割
②設立時から支配関係がある法人間の分割
③みなし共同事業要件を満たす分割
・みなし共同事業要件は、合併と異なる部分があるため、要注意
7 繰越欠損金の使用制限判定フローチャート
Chapter4(10:15)
8 特定資産譲渡等損失の取扱い
・適格分割で事業(又は資産)を受け入れた場合に、分割承継法人で損金算入制限が課せられる
9 特定資産譲渡等損失の損金算入制限がないケース